Think Nextの目指すシクッスシグマとは?

シンクネクストは、シックスシグマ(Six Sigma, Lean Six Sigma)を使用した改善手法と顧客体験(Customer Experiences)を分析する手法の両方を用いて改善の精度を高め、新しいプロセスをデザインして欠陥や顧客満足度の改善、企業の成長を支援致します。

シックスシグマとは

シックスシグマとは、1980年代にモトローラが開発した統計学をベースにした品質管理手法、経営手法です。当初は製造業の製造部門が対象であったが、その後GEが製造部門だけではなく、業務部門、営業部門、企画部門等経営全体のプロセス改善に適用して発展させました。GEでは、この手法で生産性向上と顧客満足度向上(社外/社内)を同時に実現し、ビジネスの成長を成し遂げました。

方法論は、
DMAIC手法

改善プロジェクトで主に使用する手法

Define(定義) プロジェクト定義(問題点/プロジェクトゴール等作成、CTQ特定)
Measure(測定) パフォーマンス測定(Y/Defectの定義、CTQの特性)
Analyze(分析) 測定の分析(バラツキ要因の特定、パフォーマンス目標の設定)
Improve(改善) 解決策の検討(潜在的な原因の特定、改善策の評価、パイロット実施)
Control(管理) コントロールシステムの実施(プロセス能力の決定、ベネフィット計算)

当社では、6番目のステップとして、完了したプロジェクトを他のメンバーと共有(Share)するステップがあります。共有することによって、プロジェクトメンバー以外の社員にも改善意識を持たせ、また、自分が担当している仕事以外の業務にも興味を喚起して、組織全体の活性化を図ることができます。

DMADV手法

新しいプロセスを構築するプロジェクトで使用する手法

Define(定義) プロジェクト定義(問題点/プロジェクトゴール等作成、CTQ特定)
Measure(測定) パフォーマンス測定(Y/Defectの定義、CTQの特性)
Analyze(分析) 測定の分析(バラツキ要因の特定、パフォーマンス目標の設定)
Design(設計) プロセス設計(要件実装、機能チェック、UAT)
Verify(検証) プロセス検証(パフォーマンステスト、エラー検証)
DMAICの成果物

当社では、上記のシックスシグマでカバーできない顧客体験分析手法も用いて改善案の精度を高めていきます。

顧客体験(Customer Experiences)とは、

人間は何かを選ぶ時に過去の成功体験を基に決断します。
例えば、インターネットで何かを購入する時、「ほしい商品が検索しやすい」「操作が簡単」「価格が安い」など過去の体験に基づき、良いか悪いかを判断します。
更に、その自分の消費行動が正しいものであったかどうかを競合他社と比較したりして満足したりします。成功体験があれば、リピーターになり次も購入する確率が高まります。
そこで当社では、シックスシグマと顧客体験をベースにしてベストな解決策を作成します。

顧客体験評価

当社では顧客のタッチポイントを様々な角度から分析・調査を行い、顧客ニーズを特定します。「顧客が求めているものは何か?」
「顧客のゴールは何か?」を洗い出します。

顧客期待値の特定

「顧客は今、何を期待しているのか」を明確に定義しゴールを設定します。

顧客期待値の実現

顧客の期待値を定義し、その期待値を実現するためのプロセス、機能、デザインを行い企業の成長を支援致します。